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オフセット印刷とは

[ 2014-03-17 13:21 ]

印刷には大きく分けると刷版を制作して、刷版を利用して印刷を行う方法と、オンデマンド印刷のように刷版を制作しない方法が有ります。刷版は印刷の元版になるもので、版下製作を行い、それをフィルム撮影を行った後に刷版を作り出す形になります。そのため、費用が掛かる事や時間が掛かると言ったデメリットが有ります。

しかし、その反面多くの印刷が必要になる場合などでは、刷版を制作する事で1部あたりのコストが安くなると言いうメリットがあるのです。刷版を利用する方法の一つにオフセット印刷が有ります。これは、刷版にインキをつけて紙に直接転写するのではなく、刷版にインクを載せた後に、一旦ブランケットと呼ばれる部分に転写を行い、そのブランケット部分にある画像を紙に転写すると言う方法です。

尚、ブランケットはゴム布であり、間接的に転写を行う行うことからも、オフセット印刷と呼ばれているのです。因みに、従来からある平版と言う手法は、このオフセット印刷の事を指しています。

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