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裁ち落としって何?

[ 2014-03-24 14:33 ]

カタログなどの制作物を作る時、四隅やページの上下左右部分にトンボと呼ばれるマークを付けて制作を行います。カタログは冊子の状態になると、A3サイズの二つ折りのページになっていますが、印刷を行う時はA3サイズよりも少々大きめの用紙にプリントを行います。

そして印刷工程が終了すると、何百枚もの用紙を重ね、断裁機と呼ばれる機械を使って、トンボを目印にして断裁を行うのです。また、トンボは断裁だけではなく、折りの目印として存在している場合もあり、この場合は先に必要部分の折りを行ってから断裁を行う場合もあります。

因みに、断裁を行う事でA3サイズなどの規定のサイズになりますが、断裁機でカットして不要になった部分の事を裁ち落としと言います。この裁ち落としは不要になるものですが、用紙などの種類に応じて集め、それを回収して再生紙として利用されていきます。

尚、断裁工程と言うのは、印刷工程の最後に行うもので、断裁が終了すると、今度はそれを冊子にするための製本の工程を行い、1冊のカタログが完成する事になります。

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